ゲンゲン対面気合玉

書けることを書きます

【後編】4か月で仕事を辞めた。

あらすじ

ナルコレプシーだった

 

ナルコレプシーについて

症状の解説

一般的な睡眠時間をしていても、日中に眠気が来る病気。

会話中、買い物中、散歩中、仕事中、ゲーム中

全く想定できないタイミングで眠気が来る。ひどい時はそのまま寝る

また、夜寝る際に幻覚や金縛りを見る。

自然治癒や薬で症状抑えるのが現状の治療法

 

病気判明後

 

僕「へーナルコレプシーって言うんですね。」

『もちろんお薬もありますので、改善できると思いますよ。』

 

なら今後の仕事は安心だ。

 

とはならなかった。

 

 

1.パニック症状

 

冷静ではなかった。

「この病気かもな~」と思うのと、「この病気です」と言われるのは天と地の差がある

その時の思考は覚えていないが、パニックになって片っ端に相談していたことだけは

電話等の記録で残っている。

翌日になり、「何も考えない」ことでパニック症状を収めることに成功。

この時辞めてたら多分やばかった。

 

 

2.薬の効果はすごいが副作用がとんでもない

 

薬を飲んだ初日、まったく眠たくないので感動してたら、仕事後半から副作用で地獄をみた。(すぐに薬の量は減らした。)

馬鹿かと思った。症状は様々あるが、特に「頭痛」と「食欲不振」がひどかった。

頭は痛くて集中できない。5時間ぐらいが限界。

お腹はすいているのにモノを口に入れる気分になれなくて、薬を飲んでいる日は朝ゼリー夜コンビニ弁当1つとかいう食生活をしていた。

しかも厄介なことに食欲不振が続くと薬を口に入れた瞬間拒否反応で吐く。

そのため、薬飲む→症状悪化したらその日は薬をやめる→薬を飲む

のループを繰り返す必要がある。まぁ身はもたない。

 

 

3.理解しない人事

 

まぁまぁきつかった。いやまぁ悪い人ではないんだけど。

実は病名が分かるまで上司の案内で何度か面談をしているのだが

 

根性論でなんとかしようとしてくる

嘘ついていると思っている(夜更かししてるなど)

病名判明しても薬で抑えられると分かると「辞めなくてよかったですね~」みたいな感じの話し方してくる(副作用の状況を伝えた上で)

 

別にその人に悪気ないし、その場その場で模索しているのは分かるが、

副作用でくそきつい中そんなこと言われた瞬間

「こいつめっちゃ無責任だな」となった。

まぁというより、人事は一般的な人なんだとは思う。

眠いだけの病気ってなんとかなりそうに見えるから。

 

 

 

辞めたきっかけ

薬を飲み続けて二週間ぐらいの時に薬を吐いた。

その瞬間「あ、なんかこれ仕事続けられるモンじゃないな」となって辞めることを決意

 

辞める報告をその日のうちにした。

上司には病名の前から辞めるかもしれない事は伝えてたので問題なかったが

人事が死ぬほど止めてきた。いやもう本当うるさかった。

 

後悔するとか、お金の問題とか、キャリアの問題とか、せめて1年はとか。

副作用が軽くなるかもとか、病気が治るとか。そんな感じのことを言われた

休業も案内された(今思うとやってもよかったかもだが)

他の職場も案内された(断った)

 

この時散々話し合って思った自分なりの考えだが

体に異常があって辞める時にとかキャリアとかは一旦無視したほうがいい。

そりゃあそこを重視したら仕事は続けるべきだから。

 

この異常と戦うか、戦わないか

これだけでいい。

 

まだ2か月もたっていないが

現時点でも週5の8時間勤務はきつい。

腹は減るし、薬飲むの命がけだし、頭痛いし。

かといって薬を飲まない日は一日中眠いので、仕事ある時は飲まないといけない。

仕事終了後の買い物とか家事とかも副作用のせいでやる気がでない。

 

 

そういう理由で辞めた。現時点では一般人にはなれない。

 

 

数時間バイトしながら勉強して薬を体に慣らしている最中。

薬に慣れるか病気の症状が治まればもう一回仕事始めようかな。といった感じ。

 

自分は大学生プレイヤーの就活失敗談とかを見て笑っていたが、まさか就活後にこんなことになるとは思わなかった。人生何があるか分からんなぁ~

 

最後にアドバイス

 

居眠りとかに困っている人へ

本気で治したいなら病院いって検査して薬を貰え

見た目は寝てないから間違いなく他人からの目線はマシにはなる。